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更新日:2026.5.3


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今回の検証内容



前回は上図のようにPC1からwindows VM(yk_winsv1)にRDP接続するところまで成功しました。
今日はRDPでなくPingもやってみたいと思います。
ん?RDPができたんだからPingも当然通るのでは・・・?
やってみますね。
instance画面でyk_winsv1を起動し、instance stateは赤枠のとおりRunningに。
動的GIP(Global IP address)であるpublic ipv4 addressも15.152.92.93が払出されました。



そしたらRDPから。無事接続できました!



そしたらpingもやってみます。

C:\Users\USER>ping 15.152.92.93
Pinging 15.152.92.93 with 32 bytes of data:
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for 15.152.92.93:
Packets: Sent = 2, Received = 0, Lost = 2 (100% loss),


あれ、飛ばないですね・・・。
難しいと思うけど、理由として思いつくことあるかな?
あ、windowsのfirewallでpingが拒否されているかも。許可してみます。




よし。そしたらもう一度pingを。

C:\Users\USER>ping 15.152.92.93
Pinging 15.152.92.93 with 32 bytes of data:
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for 15.152.92.93:
Packets: Sent = 2, Received = 0, Lost = 2 (100% loss),


あれ、まだ飛ばないですね・・・。
試してしまって申し訳ない。これは飛ばないが正なんだ。
実機と同じように、VMにもNW接続用のinterfaceがある。そのinterfaceごとにSG(security group)っていうFW(Firewall)機能が下図のように強制的に紐づけられている。それによって今回はpingが拒否されているんだ。





そうだったんですね。
security groupってややこしい名前ですね。ADやEntra IDのsecurity groupとこんがらがりそう・・・。
たしかにね・・・。
で、VMを作成する時のSG設定画面で、特に設定を変えずにデフォルトのままにした場合は、メーカー推奨のSGが紐づけされる。その場合は通常、NW interfaceから送信するパケットは全許可になっているけど、NW interfaceが受信するパケットは最低限のものしか許可されていない。今回のwindows VMを構築した際に紐づけられたSGも、下図のようにRDPしか受信できない設定だったんだ。





なるほど。これじゃpingは通らないわけですね。
そうだね。



security groupの編集方法

Pingも許可するための手順は以下の通りです。



①Instances画面で対象のVMにチェックを入れ、画面下部のNetworkingへ。

※本当はSecurityタブを開くほうがsecurity groupの編集画面まで早く到達しますが、今回はあえてNW interfaceを経由していきます。






②画面を下にスクロールすると赤枠のようにwindows VMのNW interfaceのIDが表示されているため、これをクリック。





③NW interfaceの詳細画面が表示されます。赤枠がこのinterfaceに紐づけられているSecurity groupです。これをクリック。





④詳細画面が表示。Inbound rulesを見るに、TCP3389のRDPしか許可されていないことがわかります。右上のEdit Inbound rulesへ。





⑤左下のAdd ruleをクリック。typeはALL ICMP-IPv4。sourceは0.0.0.0/0を選択し、右下のSave rulesへ。

※本来はRDPもPingも送信元IPを限定したほうがよいですが、今回は検証なので割愛しました。






⑥編集成功と表示。





動作確認

それでは再度pingを試してほしい。
わかりました。

C:\Users\USER>ping 15.152.92.93

Pinging 15.152.92.93 with 32 bytes of data:
Reply from 15.152.92.93: bytes=32 time=16ms TTL=112
Reply from 15.152.92.93: bytes=32 time=15ms TTL=112

Ping statistics for 15.152.92.93:
Packets: Sent = 2, Received = 2 Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 15ms, Maximum = 20ms, Average = 16ms


おお、無事成功です!
ありがとう。
よかった・・・。しかしこれ、いかにもよくハマリそうな罠ですね。
そうなんだよ。私も何回も「ああ、開けていなかった!」ってなったことあるよ。
あと最後に、security groupやNW interfaceは下記のように名前を付けておいたほうがよいです。



security groupはVPC dashuboard → 左メニューのsecurity groupへ進むと一覧が表示されます。
先程のyk_winsv1用のsecurity groupにはyk_SG_winsv1と名前を付けました。





ややこしいですが、NW interfaceはVPCではなく、EC2のdashboardの左メニューのNetwork interfacesへ進むと一覧が表示されます。
先程のyk_winsv1用のNW interfaceにはyk_NWIF_winsv1と名前を付けました。




ということで今回はここまで。閲覧ありがとうございました。
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